黒い屈辱 第6話

蕩けるような主従の交わり、悦楽の夜―― 官能アメコミの傑作、遂に完結。

嬲りものにされていた義兄の首を討ち取り、 雪の檻にそのまま、≪彼≫は逞しい従者と共に囚われる。 無骨な男の肉体に魅入られた≪彼≫は、夜になるたびに、 自らのすぼまりを押し広げて見せ、従者を誘惑する。 繋がった肉体の、締め付けの硬さに驚くほど 不慣れだった従者もやがて、男同士の性交に慣れ、 拒絶していた執拗な、≪彼≫の口淫にも悦ぶようになるが―― 春が近づき、雪が溶け……。あまりにも身分の違う≪彼≫は、 刻々と近づく、従者との別離の日に怯えるのだった。 「おまえの献身は、私を惨めな気持ちにするだけだ」

  • 著者:ベルベット T

  • 発売日:2020年08月03日
  • 価格:250円+税
  • ISBN:9784596102997

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